Luvesのメモ~主にCOJ~

主にCOJについて駄弁る

選ばれコントロール

お久しぶりです。Luvesです。

 

選ばれライブ毘沙門の改良型が出来たため紹介しようと思います。

本当はもっと早く紹介したかったのですが某所の店舗主催の大会にお邪魔したのでそれまでは一応かくしておきたかったので今になりました。

 

まずは画像です。

名前は選ばれコントロールとしておきます。

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これが大会で使ったタイプで本採用型の2号です。

このデッキは調整を念入りにしたのでこの本採用型2号は試作11号に当たります。

 

せっかくなので後日試作型についても紹介したいと思います。

 

以前の選ばれライブ毘沙門とはだいぶ違いますが一応後継デッキです。

デッキ名の選ばれ、ライブ、毘沙門はちゃんと入っています。

 

大きな変更点は

赤黄→黄t緑への色変更

ユニット数24への減少

魔法石の採用

イザナギ、ミューズの採用

となっており一見選ばれ黄単に近くなっています。

 

要所を順に説明していきます。

 

まずこのデッキのコンセプトはパワーカードの詰め込みとシルバーバレットです。

パワーカード満載なのは選ばれライブ毘沙門と変わってませんし、見たまんまです。

SR何枚使ってんだよ、札束にもほどがある。一般的にはこの手のシナジーより1枚のカードパワーを重視したデッキはグッドスタッフというのですが構築が無理の塊なのでなんとも言えません。シルバーバレットは説明はMTGwikiに丸投げしますが(シルバーバレット - MTG Wiki)要するに特定のデッキへのメタカードをピン積みし、必要に応じてサーチすることです。該当カードは弱肉強食、黄封札、アルカナブレイクといったところで後で詳しく解説します。

 

まずは黄単t緑になった理由ですが初期の試作では枚数を減らしたものの赤黄t緑だったのですがオータムが抜けていてイザナギも3積みではなかったので赤を切ってでもオータムを積み回転をよくした方が良かったからです。

本当は毘沙門より速いブッパ兼カーバンくん対策でガイアは残したかったのですがその辺はイザナギに丸投げしてます。

 

次は魔法石の採用ですが選ばれ系デッキでの魔法石採用は珍しい様です。このデッキを作るための情報収集としてネットサーフィンしていた所何人か採用している方がいらっしゃったのですが当然主流とは言い難いです。

 

魔法石採用の理由その1は前述のシルバーバレットのためです。元々魔法石はシルバーバレットにかみ合ったカードです。(任意の万能サーチであり、もし素引きして腐ったカードをコストにできる)

 

その2は選ばれエンジンによって手札が質、量ともに増えるので、増えた手札の一部を更なる質に還元するためです。

 

その3は選ばれで消滅カードから、魔法石でデッキから好きなカードを持って来ればより自由度が高い選択が可能だからです。

 

その4はデッキが1週した直後の魔法石は非常に強いからです。1週直後なら40枚の中から好きなカードを持ってこれるので1週目に打つより強力です。ところがデッキが容易に1週するデッキは魔法石を採用しない傾向にあります。珍獣はOC、猿、アリアン共にドロー力が強く魔法石を必要としません。(たまに保険としてピン積みは見ます。)

選ばれ系デッキは選ばれエンジンが強力な上にトリガー枠が選ばれと種族トリガーで埋まるために魔法石はまず積まれません。だからこのデッキで採用して見ました。

 

その5はデッキに残ったカードを把握するためです。1週目なら他の領域にあるカードからデッキのカードを消去法で把握できます。しかし2週目に入ると手札、フィールドのカードはそのままに登録された40枚がデッキに追加されるデジタルならではの仕様によりデッキに残ったカードの把握は難しくなります。よほど記憶力がいいかメモでも取るなら話は別ですが自分としては厳しいです。もちろんサーチがメインでその際についでにデッキに残ったカードを把握するということです。

 

その6は1枚1枚のカードパワーが高いため、ある1枚を持って来ればどうにかなるという局面が多いからです。分かりやすいのはカッパ出しながらイザナギか毘沙門持ってきて叩きつけるプレイングです。

 

次はそこまでの理由があって採用している魔法石を2積みにしている理由です。普通シルバーバレットをするならサーチカードは最大限積みます。

 

その1はあくまで魔法石はサブでメインは選ばれエンジンだからです。選ばれエンジンも持ってこれる枚数に制限はありますがどうしても必要なカードを持ってくるだけなら魔法石無しでシルバーバレットは可能です。基本的にはかゆいところに手が届くカードとして運用して、魔法石に頼り切るのは避けます。

 

その2はオータムのサーチ先です。魔法石3選ばれ3だとオータムから50%で来てしまいます。序盤は基本的に選ばれのほうがいいので選ばれの採用枚数を魔法石より多くしたいので魔法石2選ばれ3にしています。中盤以降はデッキの残りのトリガーの枚数に応じてオータムを使います。

 

その3は単に枠が無いことです。このデッキはかなりタイトな構築をしています。ユニットは24枚まで削っておりインセプはシルバーバレットの為に必要でこれ以上トリガーに枠を割けません。

 

そして人身御供採用は当然緑アグロ対策です。シルバーバレットを標榜する以上ピン積みに留めたかったのですが初手に無いと死ぬ上に加護OR消滅耐性以外には腐らないので2枚です。

 

後はざっくりと採用カードと採用枚数の説明をします。

 

魔法石、人身御供→説明済み

 

アポロン、ダクプリ、選ばれ→デッキの定義、当然3積み

 

テイスティング

→デッキの定義その2、しかしパンプという特性上いつでも打てる訳ではないカード3積みは事故要因なので2枚

 

カッパ、オータム→サーチャー、当然3積み。トリガーサーチがカイム、ミョルニルではなくオータムなのは、進化餌と御供の生贄を兼ねているため少しでもコストが軽い方がいいのとそもそもBP5000以下の生存を全く期待していないから。エラッタでマーヤ耐性を得たのも大きい。

 

インドラ、イザナギ→黄単のパワーカード。インドラは完全に腐ることはそうそう無い上にアタック時効果を持つためOCしてもそこそこ強い、イザナギはOCが強いので3積み

 

毘沙門→前身の選ばれライブ毘沙門の象徴、しかし7コスという最高コスト、自分もミューズ、イザナギである程度場を作る様になったこと、二週目に行くデッキであること、OCする意味が無いことを考慮し2積みに。心情的にはガン積みしたいが2積みの方が丸い。後述のミューズ、ケルビムにも言えるが特定のデッキ(場を作るデッキ)へのメタカードとも解釈できる。

 

ミューズ→特定デッキ(珍獣、緑アグロ、トリロス)へのメタカード。初期の試作ではシルバーバレット要因でピン積みだったが、流石にユニットは2積みの方が丸いので2枚。

2積みの理由は毘沙門にも同じことが言える。

 

ケルビム→これまた特定のデッキ(加護に弱いデッキ)へのメタ。同様の理由で2枚。

ミューズかイザナギに加護を付与してのロックを狙う。

 

ライブオンステージ→前身の選ばれライブ毘沙門のキーカード。重量級のパワーカードの早出しを狙う。毘沙門が全て消滅した状態からライブダクプリ軽減毘沙門も健在。

普通の選ばれデッキには出来ない特権である。ハンデスに対し一時的に手札をトリガーゾーンに逃がす役割も担う。インセプをガン積みは多すぎる上に必要なら二週目があるので2枚。

 

微笑の占い師→トリガー割り。創生遺跡という食らったらまず負け確のコンボがある以上トリガー割りを積まない選択肢は無い。トリガー割りが完全に腐ることは考えにくいので2積みも考えたが枠の折り合いがつかず1枚。

 

神札再生→強いカードとは言い難いが実際回収がダクプリアポロンの合計6枚では足りないのも事実。どちらかというとハンデスに対して手札をトリガーゾーンに逃がす方がメイン。枚数はかなり悩んだが枠の関係で1枚。あくまでカードを供給するカードということでシルバーバレット要因ではない。

 

黄封札→シルバーバレット要因。KPを何が何でも殺す。珍獣相手はケルビムミューズからKPを誘いコレで完封を目指す。ピンなため文明崩壊珍獣相手には不完全だがこちらのデッキもリセットされるため魔法石から再度の黄封札で粘る。Lv3以外にも呪縛を付与できるのでイザナギと合わせれば完全には腐らない。不要なら魔法石のコストに充てる。

 

アルカナブレイク→シルバーバレット要因にして魂のカード。低速ジョーカーを完封する。詳しい使い方は選ばれライブ毘沙門の記事に書いてます。腐るなら魔法石のコストに。

 

弱肉強食→シルバーバレット要因。OCしたバクダル、お犬様、小リーナ等をOC効果発動前に蹴散らす。他にもアリアンの突撃珍獣軍団を蹴散らす。他にも進化餌を潰せるので完全には腐らない。

 

ジョーカー:ライズアンドシャイン→選ばれライブ毘沙門からの続投。全体除去が減ったので重要性が増した。撃ったあとにこちらが展開できるのも重要。

 

 カードの説明は終わったので次はマリガンの説明をします。

 

基本的には選ばれデッキのテンプレで先攻はオータムor選ばれ(理想オータムand選ばれ)

で後攻はアポロン+軽減要因(+選ばれ)です。相手ジョーカーが綾花or時矢なら御供+オータムです。選ばれライブ毘沙門と違いオータムから選ばれが確定サーチではなくなったので過信しないようにしましょう。

 

その後の動きを解説するのは実は難しいです。このデッキは「自分がやりたいことをやるデッキ」ではなくて「相手のやりたいことをやらせないデッキ」なので相手の動きが読めないことには始まりません。(コントロールデッキである以上当たり前ですが)

 

基本は御供で序盤をごまかし、ミューズやイザナギでロックをかけ、どうにもならなくなったら毘沙門です。アポロンは早いデッキ相手にはあまり有効ではありません。BP7000くらい緑アグロやトリロスは平然と轢き殺してきます。しかしそれ以外の相手には壁として十分有効です。

 

恐らくデッキ毎に解説した方がいいのでデッキ毎に解説します。

 

まずは緑アグロ相手ですがとにかくアサルトアイテールを御供で流します。次のターンは恐らく伏羲かランスロから1点を取りに来るのこれは通します。弱肉が無い限り通すしかないんですが。あとはミューズで時間を稼ぎイザナギで3コス以上を拘束しインドラで2コス以下を蹴散らします。毘沙門は自殺行為になりかねないので弱肉を構えられるのでなければ軽減にでも突っ込みましょう。このロック体制を作るリソースは選ばれとライブで供給します。

 

次はトリロスですが、スルトがいなければ序盤は御供でいいと思います。トリシューラがいる場合は御供はお祈りゲーですがしょうがないです。なるたけ早くミューズを立て時間を稼ぎ、あとはイザナギで拘束します。スキを見てケルビムで加護をつけロックします。トリロスはこちらの盤面に干渉してくるので余裕が全くないですがロックしてしまえば勝機はあります。

 

OC珍獣はむしろある意味楽です。やはりミューズで時間を稼ぎインドラで蹴散らします。ケルビムで加護ミューズを作れれば勝ったも同然です。あとは黄封札でKPを弾きましょう。珍獣は一見早いですが回すのが早いだけで序盤から点を取るには引きキモしないと無理です。緑アグロやトリロス相手よりかは時間的余裕があります。弱肉はOCが出てくるまで温存したいですが、ドロ珍+カンナからの大量得点を阻止するのにも使います。ジョーカーがライズならアルカナブレイクで阻止します。

 

 猿珍獣相手もさほど変わりません。加護ミューズを作るのが目的です。ハエやアレスをイザナギで拘束するのも有効です。

 

アリアンはケルビムで加護を作って対処します。やはりミューズかイザナギに加護をつけます。アリアン相手は突撃が無い限り更地で返してもリスクは低いので御供も使っていきます。最後はドロ珍突撃を弱肉で排除します。

 

滅王にはインドラがキーです。ミューズ、イザナギがあまりアテにならないので更地で返します。滅王自身はデメリットの為積極的には殴ってきません。御供、インドラ、毘沙門を駆使し更地で返します。

 

選ばれ黄単、選ばれ巨人はイザナギでの拘束で対処します。持てるリソースはお互いそんなに変わらないので一枚一枚のカードパワーを押し付けていきます。

 

選ばれ舞姫は向こうの方が小粒が多いのでインドラで蹴散らします。主力のリンリン、ミューズ、アポロン、ダクプリは例によってイザナギで拘束します。相手のミューズをアポロンで寝取るのも有効です。

 

武身も当然イザナギで拘束します。アロンダイトが出てくるとお互い点を取れなくなりますが、その場合イザナギは毘沙門までの時間稼ぎと割り切ります。

 

カーバンくんも例によってイザナギで対処します。ターミネイトを打たれると膠着しますがデッキを回し、OCイザナギから寝かして総攻撃で点を取ります。角端には注意しましょう。

 

その他のデッキはイザナギかインドラどっちかが効くはずなのでそれで対処します。

 

このデッキを使う上での注意点はいくつかあります。

 

まずは点の取り方ですが、基本的には生き残ったユニットで殴るしかありません。

イザナギは高打点の進化で返しの相手ユニットを拘束できるので積極的に殴っていきたいところです。選ばれなので何かしら白伏せがあればブラフになります。

 

選ばれと魔法石で持ってくるカードの基準ですがこればっかりは慣れるしかないです。

自分としては答えは出てはいるのですが文章としてアウトプットできるほどはまとまってはいません。前身の選ばれライブ毘沙門との共通点はかなり多いです。

 

一つ例を挙げるなら魔法石で選ばれを持ってくることについてです。もちろん普通ならやるべきではないです。万能サーチの魔法石で不完全なサーチの選ばれを持ってくるなんてバカバカしい話です。ただしデッキの残り枚数が10~5なら話は別です。要するに二週目に行けるならやってもいいという話です。当然消滅カードに拾い残しがあったり、魔法石で盤面を解決できるカードを持ってくる必要があるならそちらが優先です。

 

まだまだ説明したいことはいっぱいあるのですがまとまってない上に自分の文章力ではそろそろ限界なのでこの辺で切ります。